Feijoaと書いて、発音はフィジョアに近い?
Feijoaの季節になってきましたね。
初めて食べた時は、独特の味で、あまり美味しいとは思わなかったけど、その後スムージーやジェラートなど加工品を食べているうちに、そのユニークな味がクセになり、今はニュージーランドで好きになった食べ物のひとつです。
味を例えると、ラ・フランスに近いかな。
ラ・フランスの芳醇な甘味に、パイナップルのような酸味と苦味、別名パイナップルグアバとも言うそう。
すべてのフルーツにあてはまりますが、栄養は皮に豊富に含まれていますよね。
先日職場の保育園で採れたフィジョアを皮ごと食べていたら、
え?皮食べるの?
とキウイの同僚に言われたので、
逆に食べないの?
キウイなのに?
だって多分保育園の庭で出来たものだから、農薬もかけてないだろうし、皮には栄養がたっぷりなんだよ~
なんなら、噛みごたえがあってお腹にもたまって、一石二鳥じゃん。
と心のなかで思いつつ、
リンゴとかラ・フランスとかなんでも皮ごと食べる習慣をこの国に来て身につけた私は、
現地人よりワイルドになったようです。
キウイの同僚は半分に切って、中身をスプーンでくりぬいて食べてました。
皮には、
抗酸化作用のポリフェノールやビタミンC、食物繊維が果肉よりも豊富に含まれています。
時期になると木からポロポロと自然に落ちるのですが、まだ熟してないことも多く、常温で放置して追熟させると、実が柔らかくなり、より芳醇な甘味が増します。
まだ熟してないものは、酸味と苦味が強いです。
皮を生で食べるのが苦手な人は、皮をスライスして、砂糖を加えてジャムに、塩やハーブを加えてチャツネにしたり、お酒に浸けてフィジョア酒にしたり、アルコール浸けのフィジョアは刻んでマフィンなどのお菓子に混ぜ込んでもいいですね。
クロアチア出身の年の離れたお友達に去年フィジョアのチャツネを貰って、それは美味しくて美味しくて、私も作りたいなと思いました。
味は、おたふくのお好み焼きソースのような感じ。
実際、私はお好み焼きにかけて楽しみました。
庭を持ったら、絶対フィジョア植える。
そして自家製お好み焼きソースをフィジョアで作る。
私の夢のひとつです。

Feijoa sorbet by KAPITI

一番左の瓶がフィジョアのチャツネ

お好み焼きにかけて。完璧に合う!
フィジョア最高!
庭があったらフィジョアの木は絶対植えたいな~
実なりもいいし。