こんにちは。最近寒い日が増えてきましたが、今日は比較的暖かく良い陽気です。
バイクのエンジンを温めるためと給油のために、軽くバイクライドをしてきました。

ライド途中に見つけたnice view spot右手に見えるのは火山活動で出来たマウントイーデン
実は、彼のバイクのREGO(自動車税)の有効期限が先週切れてしまいましたが、警察に電話で問い合わせしたところロックダウン中は切れていても運転して問題ないとのこと。本来これが切れたまま運転して、ポリスに捕まってしまうと数百ドルの罰金だそうですが、とりあえず良かった。
そんなこんなで、リフレッシュして今日もブログを書いています。
今日は、私が日々触れているニュージーランド英語(キウイ・イングリッシュ)について紹介します。
ニュージーランド英語(キウイ・イングリッシュ)とは
ニュージーランド英語のことを現地の人は”Kiwi English”といいます。
Kiwiとは日本では果物のキウイを意味すると思いますが、こちらでは
キウイ kiwi =ニュージーランド人、ニュージーランドの
という意味になります。
果物のキウイを指すときは、キウイフルーツ kiwi fruit
NZの国鳥キウイを指すときは、キウイバード kiwi bird
と具体名を付けなければ勘違いされてしまうので注意。
発音のルール
語学学校に通っていた時に、度々このキウイイングリッシュについての話題が上がっていたのですが、
その時に出会ったニュージーランド航空のクリスマス時期のCMがとっても可愛らしく、しかもキウイイングリッシュの勉強になったので紹介します。
めっちゃほっこりするので、ぜひ見てみてください♪
そしてどんだけキウイイングリッシュが訛っているかもわかるかも?!
分かりましたか?
要約すると、
英語表記→キウイ・イントネーション
a→/e/ aがeの音になる
e →/i/ eがiの音になる
i→/u/ iがuの音になる
o→ always /o/ oはいつもoと発音される
u→ usually /u/ uは通常はuと発音される
そして子どもたちのプレゼントのリクエストは、
basketball → biscuit ball バスケットボール ❌ビスケットボール
piggy bank → puggy bunk ピギーバンク ❌パギーバンク
book of magic trick→ magic truck マジックトリック ❌マジックトラック
だった、というオチです。
なかなかよく出来たCMですよね。
私もはじめのの1週間は苦労した
こっちに来てはじめの1ヶ月はホームステイだったのですが、そのホストマザーの英語に慣れるまでに1週間くらいかかりました。
私とマザーの問題は、文の構造とか言っている大体の意味は分かるのに、マザーの言っている基本的な英単語が聞き取れなかったことです。
まさに上の動画のサンタの気分。
来たばかりの私はキウイイングリッシュの発音のルールを知らなかったので、
自分のリスニング力がやばいんじゃないかと思って落ち込んでいました。
例えば、
ホストマザー:フリーンドは出来た? 私:は? (”Friend”のことだった)ルール②eがiの音になる
マザー:フォッシュは好き? 私:ん何?(”Fish”のことだった)ルール③iがuの音になる
マザー:ビーットに行くわね 私:どこ?(”Bed”のことだった)ルール②
などなど。
今思えばすっごい懐かしい。
今だと100%分かるし、むしろこういうキウイ独特の発音に出会ったら嬉々としてリピートします笑
キウイ・イングリッシュについて思うこと
ニュージーランドに来る前、「ニュージーに英語を勉強しに行ってきます!」と言うと、知り合いから
「ニュージーは英語訛ってるよ〜」とか「聞き取りにくくて苦労するよ」とか「発音汚い」とか…
色々言われたのですが、
今実際に10ヶ月生活して、いろんな人と関わってきて思うのは、
「英語は英語」「通じればオッケー」「『◯◯英語が良い』っていうのは好みの問題」
だということ。
移民大国ニュージーランド、特にオークランドにはいろんな人種の老若男女が集まっているので、いろんな訛りに溢れています。
イギリス英語、アメリカ英語、インド英語、チャイニーズ英語、ジャパニーズ英語、ラテン系英語など。
それよりもその英語を使って何を話すか、何をするか、が大事だと思っています。
だから、自分の発音の悪さを気にして口を噤んで話せない環境よりは、いろんな英語が溢れているからどんな発音でも話してもOK!っていう環境の方が早く話せるようになるんじゃないのかなと思います。
(以前紹介した言語習得法のルールの一つにもあったと思いますが、ポジティブな環境下であることは効果的な言語習得の条件の一つです。)
その上で、発音を良くしようと思ったら、YoutubeやPodcastなどいくらでもオンラインで学習する方法はあるので、
そこは自分の努力次第でどうにでもできると思います。
最後にまた、英語学習法っぽい話をしてしまいましたが、
少しはキウイ・イングリッシュ事情について知ってもらえたでしょうか。
もしキウイ・イングリッシュに触れる機会があったら、是非このルールを参考にしてみてくださいね〜
次回は、ニュージーランドで良く使う(少なくとも私が良く使う)スラングについて書きたいと思います。
それではka kite~ カキテ〜 (またね)